「イのハコカフェをOPENしてみた」では私たちがイのハコでカフェを始めたきっかけを、リーダーのリリさんが書いてくださいました。つぎはオープン当日のお話しです。

12月20日から22日にオープンした初めてのイのハコカフェ。やはり冬は寒い。そして、冬の空き家はすこぶる寒い!メンバーみんなで厚着をしながらの開催です。イのハコを使ってイベントをするのは今回が初めてということで、夏から掃除をして愛着が湧いてきている私にとっては涙の出てくる瞬間でした。

いきなり、ぽっと出でカフェをやりますと言っても、遊びに来てくれる人はいません。しかし、表の道を通りかかるまちの皆様が話しかけてくれました。多くの人は、昔この場所で開業していたたい焼き屋さんの話をします。ずっと、親しまれていたことがよくわかります。

街中で目にするものは普段そこまで意識していなくても馴染みの景色がその人の「当たり前」になっているため、何かが普段と違うと、違和感を感じるものです。街の皆様にとって当たり前となっている空き家の光景がいつもと違ければ「ハッ!」と気づくものなのだなと思った瞬間でした。

イのハコ

私たちもお客さんもコーヒーを片手に四方山話をできる、ゆったりと流れるすばらしい時間を過ごすことができました。

ちばらぎ

また、お団子やお菓子、焼き芋をドライブスルーで渡してくださる方もいました。まるで中高時代の部活で差し入れをくださる先輩方のような、力強い励ましのお心をいただきました。

他にもターレで焼き芋を焼いている農夫の丸子晴三さんも寄っていってくださり、再び焼き芋をいただきました。この日だけで焼き芋を一年分食べた気がします。(笑)

まるこさん

私もいつかターレを買って佐原の街を巡ってみたいなと思ってます。細い道でも入っていける魅力的な乗り物だと思います。

イのハコ

もちろんカフェに訪れるのは佐原・香取市に住んでいる人だけではありません。観光客や外国人も訪れます。観光目的以外でも、例えば家具を買いにきた人など、佐原へのオリジナリティを求めてくる人の多さとその熱量を感じることができます。

これからも引き続き、イのハコを使った様々な活動をしていきます。ぜひ佐原の皆さんが好きにイベントや活動ができる場所になったらと思って活動しています!小さな悩み事でも大きな悩み事でも、何かアイデアをいただければと思います。このビルボードのコメント欄に書き込んでいただくこともできますので、みなさんどうぞよろしくお願いいたします!!!

P.S.
私と佐原の出会いをご紹介します。
実は佐原という名前を初めて知ったのは中学校3年生のとき。
自分の名前の頭文字がどちらも「S」で、「S」にまつわるアイコニック(象徴的)な存在を探していました。飛行機が大好きな私は航空管制で使われているフォネティックコードというものを思い出したのです。

飛行機

幼少期の私と飛行機。今でも成田空港に降りていく飛行機を指差しては「あの機体は何だ」とお騒がせしています。

フォネティックコードとは例えば「A」は「alpha」、「B」は「Bravo」、「C」は「Charlie」のように、アルファベットの誤認を防ぐ目的で使われているコードのことで、「S」には「Sierra」が使われています。「Sierra」といえば何かと調べ、辿り着いたのが「Sierra Mackerel」。日本語では魚の「鰆(さわら)」です。

その時から「さわら」という名前が私のSNSでのハンドルネームとなり、この名前を頻繁に使うようになった私は、千葉県の佐原のことも知るようになり、いつの間にか佐原にも愛着をもっていたのです。時は経って大学に進学し、飯盛研に入った私は佐原元気プロジェクトと運命的な出会いをしたのでした。以上、需要無いと思いますが私の佐原との出会いでした!