今回は、「佐原町並み交流館」の館長さんにインタビューをさせていただきました!

「仕事」ではなく「生きがい」として街に関わる
館長さんは、普段どのような働き方をされていますか?
正直、仕事だとは思ってないんだよね。もちろん交流館の管理はしているけれど、私にとってはここに来る皆さんと触れ合うことが楽しいだけ。
ただ、自分の中で『この街の地域づくりに参加している』という強い意識はあります。
旅行者としての「困りごと」が、おもてなしの原点
今の自分自身に生きているなと思う経験はありますか?
決定的なのは、自分自身の旅行体験かな。
台湾で交通カードを失くした時、地元の人が助けてくれたことがあってね。
自分が困った時に誰かが手を差し伸べてくれる……
その時の嬉しさが、今の『おもてなし』の原点になっています。
ガイドにもこだわりがあるということですが、、、
旅行者としてどこかへ行った時、単なる説明板の読み上げじゃつまらないでしょう?
佐原の街にある『小野川の石垣』一つにも、洪水から守ってきた歴史がある。
地元の人が気づかないような価値を見つけ出し、ストーリーとして伝える。
それが外部からの視点も持っている自分の役割だと思っています。
「観光地」ではなく「生活の場」
現在取り組んでいる活動と、これからの展望を教えてください。
今は交流館の運営以外に、私費を投じて空き店舗の管理をしたり、地域おこし協力隊の方が住める古民家を用意したりしています。若いプレイヤーがこの街で活動できる土壌を作りたいんです。
今後やりたいことは、佐原を『オーバーツーリズム』にしないこと。
ここは観光地ではなく『社会教育の場』。車が通るのも、そこが生活の場だからです。
ありのままの姿を見てもらい、訪れた人がリフレッシュできる、そんな『生きた江戸』を100歳まで伝えていきたいね。
自分自身にキャッチコピーをつけるなら?
最後にご自身を象徴するキャッチコピーを教えてください。
「佐原の『本音』を代弁する、自由な外部応援団」
地元の人だと立場上言いにくいこと、あるいは近すぎて気づかない魅力が、この町にはたくさんあります。この町のまちづくり関係者の多くと同様、私は支配されるのがいやだから自由な立場で在り続けたい。だからこそ、まちの本当のニーズを吸い上げ、行政や外部に届けることができる。
『仕事』という枠を超えて、街の伴走者として、みんなが自治を楽しめるように応援し続ける。
それが今の私を一番表している言葉だと思います。

いかがでしたか?
館長さんの佐原に対する熱い想いと、「地域づくり」に対する想いをたくさんお聞ききすることができました。
佐原元気PJとして佐原でこれからも活動していく私たちにとって、とても貴重な時間でした。
館長さん、ありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします。