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鷹栖町元気プロジェクト2025年2月の活動の様子

鷹栖町元気プロジェクト 2025年2月フィールドワーク(その2)

こんにちは!飯盛義徳研究室 鷹栖町元気プロジェクトです。
今回は、2025年1月29日から2月7日にかけて行われたフィールドワークについてのご報告、第2弾です。
第1弾はこちらからご覧ください。

4日目:2月1日

この日は朝から前夜祭の準備。黒川ゼミのメンバーもたくさん集まって一緒に活動してくれました!
まずは、30日に行った中庭の置き場制作の続きから。前日に雪が降ったため、置き場を真っ直ぐに補修をして雪だるまで飾り付けを行いました。雪だるま作りが初めてのメンバーもいるため苦戦しながらも、3つの雪だるまが完成しました!

鷹栖町元気プロジェクト2025年2月の活動の様子

午後、紙袋ランタン展示に向けて、一斉に準備が始まりました。飯盛研と黒川ゼミで合計300個の紙袋ランタンを作成したため、紙袋の中に雪を入れる・蝋燭を入れる・運ぶという3つの作業を手分けして行いました。設営では、中庭に百人一首の書かれた紙袋ランタンを100個並べ、雪だるまに帽子と手をつけて飾り付けしました。広場にはステージの雪山頂点から「LOVE AT TAKASU」の文字が見えるように並べました。
そして17時になると点灯が始まり、いよいよたかす誕生まつり前夜祭がスタート。開会式も無事終了し、訪れた人はたくさんのランタンとあったかすくん、獅子舞や鷹栖黎明太鼓による演奏などで盛り上がりました。この頃には徐々に外が暗くなっていて、紙袋ランタンがとても映えていました!

鷹栖町元気プロジェクト2025年2月の活動の様子 鷹栖町元気プロジェクト2025年2月の活動の様子

また、外ではキッチンカーに人がたくさん並び、ふらっと内ではナイトマルシェや作品展示で盛り上がる中で、私たちが企画したイベントも開催しました。
1つ目は謎解きイベント。これは主に子どもたちを対象として、ちょっとした謎解きを自作で用意しました。解答のキーとなるものを紙袋ランタンに隠しておき、わかったらふらっと内にある受付で提出することで景品がもらえるもので、予定していた時間より前に景品がなくなるほどの人気となりました。
2つ目は紙袋ランタンコンテスト。これまでは展示のみでしたが、外で紙袋ランタンを見た上でふらっとの中に入る動機づけとして投票式のコンテストを行いました。事前にコンテスト用として32個の傑作ランタンが集まり、消灯前に上位3名の入賞と町長賞を発表しました。

鷹栖町元気プロジェクト2025年2月の活動の様子

世代に関わらず、住民の方々とたくさん交流ができる充実した時間となりました!
20時、紙袋ランタンの消灯・片付けをしてこの日の活動は終了しました。

5日目:2月2日

9時にふらっとに集合し、本祭の準備として会場設営を手伝いました。また、前日に使用した紙袋ランタンの蝋燭キットを綺麗にする作業を住民の方々と行いました。毎年、綺麗な紙袋ランタンの景色が見られているのは、裏で活動してくれている方がたくさんいるためであることを再確認しました。
10時、本祭がスタート。ふらっとの大ホールにて地域で活動するサークルの皆さんのステージ発表が次々と行われました。
盛り上がりを耳にしながら、私たちは有志で募った中高生と一緒に紙芝居のお披露目会の最終リハーサル。読み方だけでなくステージでどのように立ち回るかを再確認しながら仲を深め、前後の挨拶も含めて全て通しで行うことで全員の息を合わせました。

鷹栖町元気プロジェクト2025年2月の活動の様子

11時ごろ、ついに私たちの番となり、お披露目会の本番を迎えました。会場には小さな子どもからご高齢の方まで、幅広い世代の方々が集まっていました。みんな緊張した面持ちでしたが、それぞれの読むスピードも感情の込め方もとても素晴らしく、会場にいらしたオサラッペまちづくり研究会の皆様、日野あかね様、谷町長からも好評いただきました。今後地域に導入する上で、紙芝居をより良い形で披露できたと感じています。

鷹栖町元気プロジェクト2025年2月の活動の様子

午後、ふらっとの撤収作業を行い、この日の活動は終了しました。
次回の報告もお楽しみに!