
スローシティプロジェクト 2024年度最終報告会
こんにちは!飯盛義徳研究会スローシティプロジェクトです!
今回は2025年3月1日に行われた、2024年度最終報告会についてのご報告です。
2024年11月、香取市と慶應義塾大学SFC研究所は、地域力再発見に関する連携協力協定を結び、我々学生はこれまでに計12回のフィールドワークを行いました。
今回の2024年度最終報告会では、これまでのフィールドワークや、そこで得た学びを地域の皆様にご報告する貴重な機会となりました。
1日目(2月28日)
この日は、翌日に控えた最終報告会に向けて最終準備を行いました。
お越しくださる皆様と活発にコミュニケーションを取りたいという想いから、会場のレイアウトやポスターの設置方法など、ギリギリまで調整を行いました。

いよいよ迫る最終報告会に緊張感が高まっていましたが、およそ1ヶ月間、最終報告会に向けてメンバー全員が力を合わせて準備を行ってきたため、自信を持ってその日を迎えることができました。
2日目(3月1日)
最終報告会当日です。
今回の最終報告会は、主に「オープニング(交流会)」「最終報告」「意見交換会」の3部構成で進行し、地域の皆様と積極的に交流ができるよう工夫しました。

最初の「オープニング(交流会)」では、スローシティの概要や、これまでのプロジェクトの活動を紹介したパネルの説明を行いました。
今回展示したパネルは、メンバーが何度も話し合いを重ねて制作したもので、ご来場の皆様が熱心にご覧くださり、大変嬉しく思いました。

つづく「最終報告」では、2024年度の活動をプレゼンテーション形式で報告しました。
こちらのプレゼンテーションでは、これまでの活動のご紹介だけでなく、来年度以降の目標をお伝えさせて頂き、その後伊藤市長から講評を頂戴しました。来年度に向け、より一層身が引き締まる思いです!



最後の「意見交換会」では、「これから誰かに伝えたい香取市の魅力は?」をテーマに、地域の皆様と学生で意見交換を行いました。
各テーブルで議論が白熱し、時間がオーバーしてしまうほど!
なんとか議論をまとめた後、各テーブルで出た意見やアイデアを、学生メンバーや地域の皆様が発表しました。
直接地域の皆様と、香取市の魅力について語り合う貴重な機会であったと同時に、皆様の熱い想いに触れ、深く感銘を受けました。

地域の皆様には、香取市の魅力を付箋に書き出していただき、香取市の地図の上に貼って頂きました!たくさんの付箋に込められた皆様の想いが伝わってきます。
来年度からは香取市スローシティプロジェクトもパワーアップし、地域の皆様とのワークショップを通じて、スローシティの視点から香取市の魅力や宝を再定義していきます。
今年度は、香取市の「よそ者」である我々学生が、「よそ者」ならではの視点で香取市の魅力を発見することを主軸に活動を進めていましたが、来年度はさらに地域の皆様と、スローシティと香取市の未来を語り合う機会を設けることができればと思います。
【3日目(3月2日)】

翌日、まず午前中は大倉小学校区の「おらいさ農園」様にて、ジャガイモの植え付けを体験しました。

最初はなかなか上手く行かず、手早くジャガイモを植えることができませんでした。
しかし地域の皆様からご助言をいただき、次第にコツを掴んできました!
今回植え付けを行ったジャガイモは5〜6月頃に収穫ができるとのことで、今から楽しみです!

植え付けを終え、地域の皆様から美味しいカレーをご馳走いただきました。
豊かな自然に囲まれ、青空の下でいただくカレーはとても美味しく、また地域の皆様のお話を伺う貴重な機会となりました。

午後は佐原地区を訪れ、先日の2月合宿でお話を伺った「佐原おかみさん会」の皆様が運営されている、「さわら雛めぐり」を見学しました。
当日はたくさんのお客さんが来訪されており、いつも以上に賑やかな街並みが印象的でした。
また「さわら雛舟」が運行され、華やかな衣装を身に纏ったお内裏様とお雛様一行による水上パレードが行われていました。小野川沿いの風景とも相まって、まるでタイムスリップしたかのようです!
今年度のスローシティプロジェクトの出張報告は以上となります!
今年度も多くの皆様のご支援を賜りまして、誠にありがとうございました。
引き続き来年度も、どうぞよろしくお願いいたします!