慶應義塾大学 飯盛義徳研究室 > REPORT > スローシティプロジェクト > スローシティープロジェクトが千葉県・香取市との締結式に参加しました

スローシティープロジェクトが千葉県・香取市との締結式に参加しました

こんにちは!飯盛研究室スローシティプロジェクトです。
今回は2024年11月20日に行われました、千葉県・香取市との「地域力再発見に関する連携協力協定​​」締結式についてのご報告です。

この度、慶應義塾大学SFC研究所は、千葉県香取市と「地域力再発見に関する連携協力協定」を締結しました。これから約1年半の活動期間を通じて、香取市におけるスローシティの推進や、地域の魅力再発見などを共同で調査研究する予定です。

スローシティとはイタリア発祥のまちづくり運動で、地域の歴史や文化、自然などの個性を大切にしながら、等身大のまちづくりを目指す運動です。
現在日本国内では、群馬県・前橋市と宮城県・気仙沼市がスローシティ国際連盟に加盟しており、今後香取市は国内3都市目の加盟を目指します。

11月20日(1日目)

締結式当日、まず学生は香取市役所を訪れ、香取市の伊藤市長との懇談のお時間を頂きました。香取市についてや、大学での研究内容など、和やかな雰囲気の中お話しさせて頂きました。

スローシティプロジェクト 千葉県・香取市との締結式に参加いたしました

その後、香取市役所の皆様から香取市についてのレクチャーを頂きました。
香取市の歴史や文化、産業などについてレクチャーいただき、香取市の魅力の一端を知ることができました。お米やさつま芋をはじめ農業が盛んな香取市ですが、中でもマッシュルームの生産量が全国第一位なんだそうです!(実際この日の夜にマッシュルームを頂き、とても美味しくて感動しました!)

スローシティプロジェクト 千葉県・香取市との締結式に参加いたしました

午後からは、いよいよ締結式です。
伊藤市長、飯盛教授、学生メンバーが集い、また多くの報道関係者の方々にもお越し頂き、いよいよ香取市での活動が始まるんだという気持ちを新たにする機会となりました。なおこちらの模様は、11月21日の朝日新聞朝刊(千葉県版)にも掲載されていますので、ぜひご一読ください。

スローシティプロジェクト 千葉県・香取市との締結式に参加いたしました

締結式の後、飯盛教授による市の職員の皆様を対象とした、「スローシティ」の講演に参加いたしました。
スローシティの要素は多岐に渡ります。これから香取市役所の皆様をはじめ、地域の方々にご協力をいただきながら、地域一丸となってスローシティを推進できればと思います。

スローシティプロジェクト 千葉県・香取市との締結式に参加いたしました

11月21日(2日目)

この日は、香取市の各小学校区にある「まちづくり協議会」の皆様との交流会を行いました。7つの地区から協議会の皆様にお集まり頂き、それぞれの地区の魅力や、住民活動などについてお伺いしました。

スローシティプロジェクト 千葉県・香取市との締結式に参加いたしました

お話を伺う中で、地区ごとに多様な個性があることにとてもワクワクしました!
各地区の伝統行事、気候風土、地産地消など、まさに「スローシティ」と言うべき魅力に溢れていました。
また、お話頂いた協議会の皆様の地域への想いにふれ、今回私たちがプロジェクトを通じて目指す「シビック・プライド醸成」への大切なヒントを頂いたように思います。

スローシティプロジェクト 千葉県・香取市との締結式に参加いたしました

限られた時間ではありましたが、この2日間だけでも香取市の魅力をたくさん知ることができ、今後の活動に向けた大きな弾みとなりました。
実際に各地区を訪れながら地域の魅力を再発掘してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!