秋の大祭に参加・佐原白楊高校にて探究授業を実施
こんにちは!佐原元気プロジェクトです。
今回の活動報告書は2024年10月に参加した秋の大祭、また11月に佐原白楊高校にて実施した探究授業をご紹介します。
秋の佐原の大祭への参加
2024年10月12日と13日の二日間、私たちは佐原の大祭に参加しました。ユネスコ無形文化遺産に登録されている佐原の大祭は、佐原のまちとそこに住む人々にとって非常に重要な伝統行事です。そんな大祭にて、地域の方々と共に祭を盛り上げる活動を行いました。
一つ目はおまつりステージ広場にて設置されていたおでんやモツ煮の屋台の販売をお手伝いさせていただきました。屋台を切り盛りしている佐原の方々とはもちろん、来場者の方々とも交流を深め、一員として大祭を盛り上げました。
もう一つの活動として行ったのは、インスタントカメラリレー企画です。来場者にインスタントカメラを貸し出し、大祭の思い出や佐原の好きなところを写真に収めてもらう企画を実施。私たちだけでは気づくことのできない佐原の魅力を視覚的にとらえたいとの目的の元行ったこの企画は、地元の学生をはじめとした多くの方々に参加していただくことができました。
これらの活動を通して、私たちは地域住民の方々との親睦を深め、佐原の魅力を再発見する機会となりました。 また、地域住民の方々と一緒に祭りを盛り上げることで私たちも佐原の一員としての意識を強く感じることができました。
夏に続いて秋の佐原の大祭への参加。前回以上に大祭の歴史や文化について深く学ぶことができ、地域への愛着が深まりました。
佐原白楊高校での探究学習支援
11月11日と12日には佐原白楊高校の生徒を対象に探究学習の授業を行いました。生徒たちは、佐原の歴史や文化について深く学び、自分たちの住む地域への理解を深めることを目的として、様々な探究活動に取り組みました。
自己理解から始まり、佐原に関する問いを立て、模索し、そして発表するという一連の流れを、生徒たちと一緒に体験しました。学校の外に出てフィールドワークも行ったため、佐原のまちを新しい視点で見ようと励む生徒たちに同行し、生徒たちの生き生きとした姿を身近に感じました。
さらに11月14日には「これからの地域社会を生き抜く」というテーマのもと佐原白楊高校の高校2年生への講演会に登壇し、進路やキャリアについてお話しさせていただきました。
佐原の高校生に限った話ではありませんが、高校生にとって進路は進学だけにとどまらず、就職をするか、はたまた佐原に残るか外に出るか、など様々な選択肢を考える必要があります。そんな未来を考える高校生たちに大学生の我々から見える視点を共有することができたのではないかと考えています。
活動を通して、生徒たちの探究心や創造性に感銘を受け、若者たちの持つ可能性を改めて感じたとともに、佐原元気プロジェクトに尽力しようとこれまで以上に強く感じました。
10月の佐原の大祭への参加と、11月の佐原白楊高校での探究学習支援を通して、私たちはこれまで以上に地域とのつながりを深めることができました。関わってくださった全ての方々に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!