REPORT
第5回授業「影響力とマネジメント」
こんにちは!総合政策学部3年の藤島です。5月17日(火)に行われた授業の様子をお伝えします!
今回は、ロバート・B・チャルディーニ著「影響力の武器」をテーマに授業が行われました。
この本は心理学の科学的研究に基づいて、人間の意思決定についてどのような要素が影響するかを書いたものです。普段私たちが何かに承諾する時には「影響力の武器」というものが働いており、承諾誘導のプロはそれを用いて巧みに承諾を引き出しています。それに私たちが気づくことはなかなか出来ませんが、この本を読んで日常に潜む「影響力の武器」に気づき、とても興味深いものでした。
グループワークでは本の中で出てくる「返報性・コミットメントと一貫性・社会的証明・好意・権威・希少性」の6つについて各グループでまとめと実践例を議論しました。私のグループでは「コミットメントと一貫性」について議論し、実際に大学のサークル活動で利用していく方法について検討しました。
今回の内容は、人間の行動に影響を与える重要な要素ということで、私たちの実践的研究にも直接活用できるものでした。研究はもちろん、グループで議論したサークル活動など、様々な場面で学んだことを活かしていければと思います。
次回は5月24日(火)、飯盛研のプロジェクトのひとつであるファミリービジネスプロジェクトをテーマに授業をします!