
スローシティプロジェクト
スローシティプロジェクト2025年10月活動報告
こんにちは!スローシティプロジェクトです。今回は、2025年10月12日に訪れた佐原の大祭での活動についてご報告いたします。
夏の大祭に引き続き多くの来場者に恵まれ、地域の方々や観光客に研究会の取り組みを知っていただく機会となりました。
今回の巡回展では、前回の展示内容に新たな情報を加え、より「スローシティ」を身近に感じてもらえるよう工夫しました。パネルの構成や説明文の表現を見直すことで、来場者が自分たちの暮らしや地域との関わりを重ねながら理解できる展示を目指しました。その結果、約50名の来場者にスローシティの理念や佐原での実践について知っていただくことができました。

また、展示を通じて、来場者が「自分にとってのスローとは何か」を考え、それぞれの意見をアウトプットしてくれたことが印象的でした。学生からの問いかけに対し、自身の生活や地域での経験をもとに言葉にしてくれる姿を見て、スローシティの理念が一方的に伝えるものではなく、参加型の学びや気づきを生むものであることを実感しました。

さらに、今回の秋の大祭では、夏に曳き回される10台の山車とは異なる14台の山車が登場しました。各町内の特色が反映された豪華な装飾や人形が並び、地域の伝統が今も力強く受け継がれていることを改めて実感しました。

今回の巡回展を通じて、地域文化の豊かさや人々の誇りを学ぶとともに、「地域とともに学ぶ実践」の意義を再確認する機会となりました。今後も現地での活動や対話を重ね、香取市の魅力とスローシティの理念を広く発信していきたいと考えています。引き続き、スローシティプロジェクトをよろしくお願いいたします!
