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佐原元気プロジェクト活動報告 夏の大祭に参加しました!

佐原元気プロジェクト活動報告 夏の大祭に参加しました!

こんにちは!佐原元気プロジェクトです。
2025年7月12日、13日に実施された「佐原の大祭 夏祭り」に参加してまいりました!
今回の出張では千葉県香取市で開催された佐原の大祭にて、下仲町の山車を曳くという貴重な体験をいたしました。町並みに鳴り響くお囃子の音や、町中を巡る歴史的な山車、そしてその山車を力強く曳く町の人々のすべてに心から感動いたしました。
佐原の大祭は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている伝統行事です。小江戸と言われる町並みを舞台に朝は9時頃から、夜は22時頃まで、各町が誇る華やかな山車が巡行していきます。

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私たちが曳いた下仲町の山車は、学問の神様と呼ばれている「菅原道真」の大人形で100年以上もの歴史があるそうです。その山車を実際に自分達の手で曳けたことは、何よりも誇らしい思い出となりました。

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曳き廻しの際には、町の人々と息を合わせ、「わっしょい」とかけ声をあげながら進みます。3tもある山車は想像以上に重いのですが、それ以上に心が躍るような一体感と達成感がありました。また、お囃子に合わせて行う踊りも下仲町の方々に教えていただきながら、少しづつ踊れるようになってまいりました。
去年までは佐原の大祭の山車を見る側でしたが、今年曳く側で参加したことによって佐原の大祭への理解も愛着もさらに深まりました。
一緒に山車を曳く中で、地域の方々の伝統や温かさにも触れることができ、「祭りは人がつくるもの」だということを強く実感いたしました。
下仲町の皆様、貴重な体験をありがとうございました!

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こちらの写真は山車同士がすれ違う時の様子です。山車がすれ違う時に周囲の人々が大変盛り上がる瞬間は圧巻です。
また、曳き終わった後の清々しい疲労感と、仲間たちとの笑顔は何物にも代えがたい宝物です。伝統を受け継ぎ、町の誇りを担っているという責任感と喜びを体感できたと感じております。

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今回の参加を通じて、地域文化の力と、それを支える人々の情熱に深く感銘を受け、佐原への学びを深めることができました。関わってくださった皆様に心から感謝を申し上げます。
今後とも佐原元気プロジェクトをよろしくお願いいたします!